包丁使いの剣聖「剣聖の称号を持つ料理人」を読んだ。

剣聖の称号を持つ料理人

あらすじ

料理人である新堂春樹は不幸な事故で異世界へと転移する。そんな春樹に与えられたのは、神域の剣技を修得できるという『剣聖』のスキルだった。
ドラゴンをも一太刀で斬り伏せる剣術を身につけた春樹は「竜殺し」の異名と共に名が知られてしまい。料理人として生きたい思惑とは裏腹に、春樹は群雄渦巻く異世界で剣士としても名を馳せていくことになる――。
「だから俺、料理人だって言ってんじゃん!」ネコ耳の村娘に銀狼の騎士団長、九尾の狐の領主さまにお抱えられながら、春樹の職業選択の自由が今試される――!

基本情報

種別:連載小説(連載中:9話)※記事執筆時点
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載開始日:2018年 01月28日 19時06分
キーワード:R15 残酷な描写あり 異世界転移  主人公最強 チート 職業選択の自由 スローライフ 料理 スキルの使い方が変

主要登場人物

  • 新堂春樹――料理人であり剣聖。地球から包丁を持って異世界へ転移する。特徴の無い外見。
  • リン――大衆食堂「ねこのひげ」の看板娘。猫の獣人。
  • アイリッシュ・スパニエル――近衛騎士団団長。銀狼の獣人。
  • タマモ――近衛騎士団に守られている九尾の狐。

感想

よく考えたら中世の時代に女性が要職につく事って珍しかったんじゃないかと思う今日このごろです。私は歴史に点で疎いので、中世の女性の地位とかは詳しくわからないんですけどね。

中世ヨーロッパにおいて男女間の格差という物はかなり根強かったとは聞いたことがあるので、貴族ではない庶民間での男女の社会的地位が気になる所ではあります。

という訳で今日は、料理と戦いのいいとこ取り作品を紹介します。

主人公は元々料理人でしたが現代の日本は食材に溢れ、調理する人材も沢山居る時代。主人公は嘗て思い描いていた料理人としての仕事はできていませんでしたが、それでも調理技術は確かに持っていました。

そういったうだつの上がらない料理人生活をしていた主人公は、交通事故にあって死亡します。そうやって死亡した事により不思議な女性にあい、剣聖としての力をもらい、異世界でドラゴンをも捌く料理人として活動していく物語だと思います。

今のところはかなりご都合主義的な作品です。主人公が転移したと思ったらドラゴンを一撃で倒し、息をつく間もなく生活基盤を築いたかと思えば権力者とのコネクションを確立します。こういった展開もいいですが、少しこういう展開に飽きてしまった方にとってこのままの展開だと楽しめないかもしれません。

しかし、こういった展開が好きな方には文章もしっかりしていますし楽しめると思います。

 

――すげぇ、すげぇ……これが【剣聖】のスキル。

春樹は切られたニンジンの断面を見つめ悦に浸った。
細胞のなにひとつ潰していない。ニンジンに意識があるなら、自分が切られたことにすら気がついていないだろう。

第03話 野菜炒めに謝れ