石と職人と異世界と「店主は、法具店の異世界支店を店仕舞いをしたい」を読んだ。

店主は、法具店の異世界支店を店仕舞いをしたい

あらすじ

異世界から時空を超え日本の片田舎にある商店街に居を構える「天美(あまみ)法具店」の店先に落下した女エルフは自身の力で元の世界へ帰還する術を失っていた。
武術と魔術に長けたセレナ=ミッフィールは、元の異世界へ帰還するため、特異な力を持つ現地人である「天美(あまみ)法具店」の店長を騙して辛うじて異世界へ帰還するが、騙され無断で連れて来られた天美(あまみ)法具店の店長と、セレナは険悪な関係に陥ってしまう。
辛うじて、天美(あまみ)法具店の店長と関係性を築けたセレナは天美(あまみ)法具店の店長に、自身の店の運営を頼むことになったのだが……。これは、そんな彼らの日常を描いた物語である。

基本情報

種別:連載小説(連載中)
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載開始日:2017年 11月16日 14時11分
キーワード:R15  店舗経営 フリーライフ 魔法 魔物 異世界往復 宝石 王族 ハッピーエンド 異世界 現実世界

主要登場人物

  • 店主――天美法具店の店主及び社長。職人気質。石の力を読み取ることができる。
  • セレナ=ミッフィール――天流法国の住民。エルフで少し複雑な過去を持つ。

感想

未だに喉が治らないんですけど、今日も元気に紹介をしていきます。

この作品の舞台は(基本的に)、日本にある「天美法具店」と異世界にある「法具店アマミ」この2つだけで構成されています。また舞台と同様に店主の行動も決まっており、日本から異世界に移動して法具店アマミで作業をして日本に戻るという生活を送っています。

この行動は、主人公である店主が日本での生活を重視している事と異世界での業務を完全には受け入れていない事が原因です。タイトル通り、店主は異世界の店を畳みたいと本当に思っていると捉えても問題無いとおもいます。

ここまではあらすじからでも何となく読み取れると思いますが、これらの除法は物語のストーリー性に極めて重要な影響を及ぼしています。

どういう事かというと、主人公が異世界で活動しないため物語が主人公の意思によって進行せず、他のキャラクターによる行動でしか物語が進んでいかないと言う事です。

なので、セレナの過去であったり法具店アマミに訪れる客のオーダー等がこの作品の主軸となりますね。

そんな訳でこの作品は全体的に燻し銀の様な静かな作品です。読んでいると主人公の口は悪いし、基本的に怒っている様な感じもするんですけどこのイメージに落ち着きます。

派手な作品に飽きてしまった方にお勧めの作品でした。

連絡:明日の朝の記事投稿はありません。

「あ、おはようございます、店長。やっぱり店長が一番乗りですね」
比較的若手の従業員達をまとめて面倒を見ることが多い、それなりに勤務歴が長くなってきた炭谷という従業員が店内に顔を出す。
「おぅ、今日も頑張ろう。よろしくな」
気持ちを切り替えて、向こうの世界ではほとんど見せない笑顔で、出勤してきた一人目の従業員に挨拶を返した。
客じゃない客 1より

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